区画整理による校地移転に伴う改築工事です。寺部小学校は144年前に開校した豊田市で最も歴史が古い小学校であり地域との地縁も深い学校です。本計画にあたり、地域の参加者をつのったワークショップを基本計画から実施設計まで計13回行い、こども達が過ごす環境、地域支援室の設置や小学校とこども園の合築といった様々なテーマを話しあい、まさに地域でつくりあげた小学校・こども園となりました。
また、地域の木材をより多く使うために、この地域でとれる小径木から120角の製材を束ねたり、組み合わせたりした組柱・束ね梁構造で木造化を提案。仕上げにもより多くの木を使用することでこども達が地元材に触れることができる柔らかい環境を実現しました。未来へそして地域の架け橋として、今後の地域の核となる施設を提案しています。
WORKS
実績紹介
− 教育
豊田市立寺部小学校・寺部こども園