WORKS

実績紹介
− 教育
南山高等・中学校 男子部

シンボルとなる聖堂と共に新たな伝統をつくる「学びの場」の創造

歴史ある南山学園の高等学校・中学校男子部のキャンパス再生計画です。新校舎はライネルス館や南山学園の景観を継承し、緑豊かな風景と調和する建物を目指しました。アースカラーの外壁、一定のリズムで整然と並ぶ列柱、陰影のある窓廻り、強調された軒の水平ラインにより、カトリック伝統校としての落ち着きと荘厳さをもつファサードをつくりだしています。
既存聖堂は改修により美しい姿を取り戻し、男子部のシンボルとして再生しました。聖堂を中心として新校舎を配置し、校舎の中心には文化祭やスポーツ・創作・交流など様々な活動が行える「出会いの広場」「交流テラス」「アクティブテラス」をもった中庭を整備し、その中庭いっぱいに生徒たちの活き活きとした学びの姿が映り込む魅力的なキャンパス空間への再生を目指しました。

DATA

建 築 主
学校法人南山学園
所 在 地
名古屋市昭和区
建築面積
7,237㎡
延床面積
16,897㎡
完成年月
2017年03月
構造
鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
階数
地上4階、地下1階
用途
高等学校、中学校