覚王山の閑静な住宅街にイタリアの美しい町並みをイメージしたル・アンジェ教会が完成しました。南垂れの約15ｍもの高低差がある敷地に大小２つのバンケット、チャペル、事前相談を受付けるコンシェルジュ、一日500名の宴会を支える厨房など、すべての機能を備えた結婚式場の計画です。建物は町並みを構成する要素として大きく見せないように、そして15ｍの高低差を消化しながらも様々な場面を創り出し、かつ多様な諸室を機能的にまとめています。閑静な覚王山の地域に、ごく自然に溶け込んだ街並みの外観、その中央にある大階段を抜けると、まっ白いチャペルが現れ、一転して新たなスパイスを与えています。建物内部は素材、ディテール、家具・調度品に至るまで「感動の場」に相応しいこだわりの空間が広がっています。
