子どもたちの居場所・遊び場である「児童館」と、地域の方々が集い・様々な課題へ取り組みを行う拠点となる「共生ステーション」の複合施設が長久手市に完成しました。公共建築の木造化を進める市の方針の基、木造による温もりが感じられる建物とし「誰もが気軽に訪れ、自然な交流が図れる地域のリビングとなるような交流拠点」を目指しました。外観は周囲の住宅地や、緑が多い風景との調和を図るため、建物ボリュームを二つの機能で分節することとしました。内部は木構造を表しとし、木の香りや温かみを目や肌で感じることができる居心地の良い空間としました。また、敷地に沿って流れる香流川の遊歩道と外構が一体になる設計とし、施設に面して計画した縁側や広場と遊歩道が垣根なくつながり、水辺の公共空間と本施設での活動が自然に溶け込み・豊かに響きあう景色を創り出しています。
WORKS
実績紹介
− 文化・交流
長久手北児童館・北小校区共生ステーション