既存山荘の建替えとして建設された建物は、研修・セミナーに展示室を備えた山荘と来訪者をもてなす茶亭、それらを繋ぐラウンドスケープが一体として計画されています。
外観の勾配屋根は周囲の山並みと調和し、杉板型枠コンクリート打放しの外壁と共に、ラウンドスケープと一体となって周囲の自然に溶け込みます。内部は様々な広さの空間が緩やかに繋がり、使い方を限定せず個々がそれぞれの居場所を探し回遊でき、新たな発想を生む環境を作りだす場として計画されました。山荘から距離をおいた、既存樹木が多く残る場所に計画された茶亭は、畳座・水屋と、立札式でもおもてなしが出来る畳座と連続した広間で構成され、さらに広間前の外部には石の舞台を設け、内外一体となったおもてなしの空間を演出します。
WORKS
実績紹介
− 文化・交流
天野エンザイム株式会社 あまの山荘